ひねくれ者のくだらない話

特に深い意味はない。

軽率な生も焼きあげてしまいたい

 田舎道を目的なしにとぼとぼ歩く。私は住宅街がなんとなく嫌いだ。

 時折、目に入った通り過ぎる人の表情身なり雰囲気などパッと見て人生を出来る限りコミカルに想像してみるが、つまらない事ばかり浮かぶのでうんざりする。

 あまりにも無意味な行動、それくらい何もする事がない、私には根本的に活力がないのだろうか。

 

 小さいとき。母に買って貰った安っぽい光沢を放つマジックテープの靴で、陽炎を追いながら途方もなく長い帰路に着いていた。途端に時が止まり人々は私の横を連写して通り過ぎるので驚いた。

 夕日にキツく照らされた何色かも分からない車は幾度も緩みなく私の真ん中を貫き、ハっと覚めると何事もなくカラスはガーガー鳴いている、中学生が自転車で颯爽と通り過ぎ、老人は瞳孔をかっ開いてせっせと走り、薄汚れた小さい花が道端で風に四方八方と無理やり揺らされている。暑すぎて頭がおかしくなったのだ。それかただの中二病だと思う。歩いていてそんなことを思い出した。

 

 怖い気持ちと安心したい気持ちで生活が進んでいく。私は誰に言われる訳でもなく起きて食べてたまに勉強してたまに働き眠りにつく。全て程々にできている。

 死ぬのは怖くないけれどこのまま生きるのもどうかしている。

 誰かに頼るのもしたくないし、素直になりたいと望めば望むほど心と体が離れ、慌てて元のように思考を停止させる。

 どうにでもなれ、とある意味投げてしまうのはあまりにもアホだし…ここまできてなけなしのプライドが残っている自分に心底うんざりしたがまだいけるのかもしれない。

 

 

 何が言いたいかと言うとチーズ饅頭は最高に美味しい。

できたて、数時間後、冷やしても美味しい。

f:id:uni_una:20200411005510j:image

レシピはググッた。

 

 

 誰かや何かに心から感謝する気持ちを随分と前から忘れていた。見返りを求めない聖人はこの世の中にいるのだろうか。

 部屋に引きこもってるだけで感謝されたい。

 

 この調子で無能人間のまま人生終わってしまうんだろうなあ。せっかく頑張ってる時に自分でそう思っちゃうの末期だなあ。早く眠りたい。