ひねくれ者のくだらない話

特に深い意味はない。

迫れない心核

 溶けきれなかったクリームチーズがボウルの中でグルグルと回っている。潰してみると、塊は3つか4つにそれぞれ散っていく。

 他の材料と混ぜ合わせても核を残したまま、永遠と形は変わらない。もどかしい。

 

 永遠と引きずられながら生きている。

 過去のトラウマ、現在の焦り、将来の不安、自分が自分を押して引いて、一人相撲にダラダラと精を出しているみたいだ。

 とりあえず死んでみようと思ったがこうしてグチグチ文章を書いている。

 

 何が楽しくて生活しているのか、生活をしているから楽しいのか、健康とは何か、社会貢献、奉仕、自己犠牲、一方で自分を大切に、丁寧な暮らし、規則正しく、理想と現実にもみくちゃにされて、あと何回失望すれば気が済むのか、頭がパンクしそうだ。

 生きる理由など、どんな偉い人に聞いても答えは「自分の心に聞け」の一択だろう。

 

 心ってなんなんだ。外見は透けて伝わるが、その中心核は自分自身にも決して見えないし分厚い壁がある。常に後ろめたい。自分に聞いてみたらこんな感じだった。

 こんな気味の悪いものをどう大事にしてどう思いやっていけばいいのかと頭を抱える。

 この際、人間は汚い、だから良いのだという薄っぺらい美学を信じてみるか…やっぱ無理。

 

 消費ばかりで退屈だ。食ってクソして寝て買い物して食ってクソして寝る。最悪だ。

 大人になったら何か劇的に変わるものがあるのだろうか。

 私は成人後、素晴らしい価値観をしっかりと掴み取り、社会へ加わると尊い個性が認められて、常に何か新たなひらめきが生まれる…赤字B級ホラーやんけ。

 

 ここまで疑問に疑問を重ねてみると、私は図々しい希望を将来へ持ちすぎだということがよくわかっあ。まあ、大それたことをしたくて堪らない歳頃なのかもしれない。

 ずっとこの調子で歳を重ねるのは恐ろしい、と、現実を避け続けて不安に怯えていても解決することなどひとつもないのに。

 

しょーもない人生を送りながらも全く懲りない、本当にだらしがないな、ともう開き直るしかなくなった。

 

…ところで皆はクリームチーズ好きかい?

ダイエット中にもおすすめのレシピを紹介しちゃうよ(^_-)✌️🏻

 

【お豆腐チーズケーキ】

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材料

  • 木綿豆腐             180g
  • クリームチーズ   180g
  • 卵                        1個
  • 砂糖                    40g
  • レモン汁             小さじ1
  • 薄力粉                10g

 

作り方

下準備 : 木綿豆腐は水を切っておく、クリームチーズは常温に戻す

  1. 木綿豆腐をジップロック等に入れ揉み込む。このひと手間で滑らかになる。
  2. ボウルに潰した豆腐と他の材料全部入れて、混ぜる。
  3. 浅めの型に流し込み180℃、40分~
  4. 粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やす

完成

 

 

 混ぜるだけで簡単だし、豆腐感も全く気にならない。口の中でフワフワとろけて、チーズとイチゴジャムの酸味がよく合う。

 これが幸せか。

 

 食べ進めるとクリームチーズの塊があちこちに見えた。

溶かしきれない私の不安の代わりに、あんまり気にするなよと一口で平らげた。