ひねくれ者のくだらない話

特に深い意味はない。

2023-09-03から1日間の記事一覧

二十歳の盲点

深夜二時二十分。天井の木目と見つめ合う。夜目が利きだすと共に徐々に脳が覚醒していくこの時間が意外と好きだ。 惣菜屋で注文した唐揚げが出来上がるのを待っていた。空調のよく効いた店内に油が小気味よくカラカラと沸き立つ。他に客がいないこともあって…